ルーフ広宣
最近の日本は本当に心配な事が多い!
例えば、文化面でも芸術や芸能が行政刷新の対象になったりして日本奇術協会の機関誌も廃止となり、私の掲載コーナーも好評だったにもかかわらず既になくなった。 
今の世の中を見ても、十数万人もの大卒者大勢の高卒者が就職難民になったり、学校の中途退学者が激増しニート、引きこもりになった数は、その予備軍も含めると170万人も居ると言うから驚きだ!
私達マジシャンを始め多くのアーティストは、人々にエールを送り人々を喜ばせたいと日夜芸の向上に励んでいるのだが、これ程、日本の若年層が苦しむ姿を見た事がない!
何だか、日本が崩壊寸前と言っても過言ではないようだ!
この原因は様々あると思うのだが、とにかく皆に活力を与え、心豊かな国に再生させねばならないと強く思う。
芸術芸能は、人間の中から生まれた歴史でもあり人間性を高め、感動を呼び起こし、教科書にはない人間づくりに示唆に富んだものも多い。
今こそ、この行き詰まった日本を打開する鍵を握るのは、芸術芸能の文化だと信じる。 
俳優・歌手・演奏家・舞踊家・演芸家・奇術家など、71の実演アーティスト団体が一つになった
芸団協が日本政府へ文化予算を増やす署名運動を開始した。
韓国でさえ国家予算の約0.8%を計上しているのに、日本は僅か0.12%しかないのが現状だ。
それを0.5%にしようとしている。

世界でも珍しく日本には、東洋と西洋の多彩な芸術芸能が混在している。
だから魅力的なのだ!
世界不況の影響を受けた今、少子化にさらされている若年層に、多くの芸術芸能に触れる機会を増やしたい!
その為にも、国をあげて支援する仕組みを作りたい!というのが事の発端なのだ。
気づいてない人も多いと思うが、これが人間復興の為の大切なプロセスなのである!
そこで是非、皆さん一人でも多くの方の署名協力にお願いしたい!
                                   
                                                          
ルーフ広宣

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